〜About Spice Vol.4〜FENUGREEK “フェネグリーク”

〜About Spice Vol.4〜FENUGREEK “フェネグリーク”

SPICE IN THE HOUSEは
最高品質の原料を仕入れています。
また、パウダースパイスは最大のノウハウを詰め込み、
30種類以上のスパイスを
生原料と焙煎するものに分けて独自の配合で製造しています。

その香りと味わいは、
他の誰もまねできないと確信するほど
自信があります。

ここではそんなSPICE IN THE HOUSE で
使っているスパイス達をご紹介していきます。

〜About Spice No.4〜
FENUGREEK SEED
“フェネグリーク”

「だまされた!」
最初にフェネグリークを口にした時の感想です。
メープルシロップのように甘い香りを放つフェネグリーク。
その香りに誘われて、口にするのに躊躇はありませんでした。

「にが!」こんなにも甘い香りを放つフェネグリークは、めっちゃ苦いのです。小学生の頃いちご味のねり消しを食べた時と同じショックを受けました。
いや、ねり消しの場合はおいしくない可能性も視野に入れていた分まだマシです。

このウソッキースパイスがカレーにとってかなり重要なポジションにいるという事を知ったのは、スパイスカレーを作り始めてしばらく経ったころです。
たしかに単体で苦味はあるものの、そもそもスパイスカレーにおいて「苦味」というのは、美味しくなる要素の一つです。火にかけると苦味が弱くなるという性質も見つけました。
なによりフェネグリークがもつこの甘い香りは、スパイスカレーの仕上がりをより魅力的にしてくれる、大切な要素でした。

そんなフェネグリーク。
SPICE IN THE HOUSE では
パウダースパイスの原料として使用しています。

生薬としては、
整腸、ホルモンバランスを整える、精力増進、血糖値を下げるなどの効果が期待できるとして、古くからアジア、アフリカ、ヨーロッパで使われてきました。